プロから学び競馬の回収率を上げる

競馬で勝つためには、プロの買い方を真似るのが近道です。プロが実践しているのは、資金に応じて的中率を設定したうえで回収率を上げることです。
回収率を上げるためには、単勝や複勝のようなオッズの低い馬券ではなく、3連単や3連複といったオッズの高い馬券を狙います。これら3連系の馬券は組み合わせが多いため、特に多頭数の競馬では紛れが生じやすくなります。
6頭立ての場合、3連単の組み合わせは6x5x4=120通りとなりますが、16頭立てでは3360通りもの組み合わせとなるためオッズに歪みが生じやすくなり、本来の期待値よりも高いオッズが付いたり、逆に安くなったりと安定しません。
回収率だけにこだわると的中率は下落するため、ある程度の予算が必要となります。予算に応じた回収率の設定が必要となるのはこのためです。比較的予算に余裕があるケースでは、3連単や3連複の購入で問題ありません。
数回のうち1回は的中しないと予算が底をつく場合は、ワイドや馬連といった比較的的中率の高い馬券を購入するのが無難です。これらの券種の場合、回収率は低くなりますが、予算が底をつく可能性も低下します。
単勝や複勝は、的中率は高いものの、オッズが低すぎるため回収率を上げるのは困難です。
プロは結果にこだわる

プロは回収率を把握しており、回収率をここまでにしたいというものを目標に立て、馬券の購入を行っています。
こうした簡単なデータは一般の人でも調べることができます。
ネットで馬券を購入する場合には専用のソフトを使えば、どの競馬場でどれだけの結果を残しているか、どの騎手から買っているかなどの傾向を見ることができます。有名な騎手から買っている分、回収率が低いという場合にはいかに騎手で買う馬を決めているのかということが明らかです。当然ながら競馬のプロはそんな買い方はしないものの、大きく勝負する際にはこの騎手に託すというような買い方などにその傾向が出てきます。
こうしたこだわりを持つことにより、競馬に対する探究心につながっていきます。
「この買い方がいいのではないか?」
「この予想方法がぴったりハマるのではないか」
など、様々なものを構築していくことができるようになり、よりよい馬券の購入が可能となります。
一般人の競馬ファンはそこまで考えておらず、当てればそれでいいという感覚で勝負しています。
プロはそれでは不十分であり、確実に儲け、そのやり方を多くの人に教えて評価を上げていくまでが大事になります。